先日、3月5日にshigovhackというハッカソンが開催されました。
そのレポートをお伝えします!
なおここに掲載されている情報は中間報告で報告した内容のみとなりそれ以上の情報公開は致しません。サービスがリリースされ次第詳細も追記します。
shigovhackとは
shigovhackとは、滋賀県地域情報化推進会議が主催し協力として甲賀市がデータを提供しサービスを作るというハッカソンです。
また同日にあった、「滋賀コミュニティテックフォーラム2022」の同時開催企画でもあります。(なお、フォーラム内では「コロナに負けない地域×ICT事例」10選が発表され僕が運営している[非公式]滋賀県コロナ まとめサイトが選ばれました。)
作られたもの
- 甲賀市の行政データ可視化サービス
- さる跡
さるの群れの情報を掲載するアプリ。メール配信で送られてくる情報がテキストだけで場所が分かりにくいという点を克服した。また、さるの群れのGPSを捕捉するため走り回りデータを入力する職員の手間を削減することにも成功した。
- 窓口案内をメールで送信するサービス
窓口での待ち時間が長くいつまで待たされるのかわからないという時にメールでお知らせしてくれるサービス。
[3/9 12:45追記]作った人のブログ(初めてハッカソンに参加した話(shigovhackに参加してきました)by奥西授)
- 救急外来等の病院をマッピングするサービス
作成者本人が病気にかかった時どうすれば良いのかわからなかったため、病院を地図上にマッピングし分かりやすく表示した。
ハッカソン自体のレポート
ハッカソン自体は14人の参加者で実施しました(職員さん等Slackに入っているメンバー数)。
滋賀県内だけでなく県外のメンバーも参加し、とても盛り上がりました。メンバーが高校生から会社の社長など多様なメンバーであったにもかかわらず、「神様」というニックネームで呼び合うほど全員がフレンドリーで隔たりのない環境になっていました。
開催場所は滋賀県庁内 滋賀県DX官民協創サロンで行われ、会場内はとても綺麗で居心地の良い会場でした。
何をしたのか
甲賀市の行政データ可視化サービスというサービスのお手伝いをさせていただきました。
リーダー的存在Yosuke Inoueさん、デザインの神issui_ikedaさん、データ集めの神古明地フランの計4人のメンバーで開発をしました。
どのようなサービスか
財政状況や議事録など行政の情報の存在をそもそも知らなかったりたどり着くのに大変だったり、また見られたとしても理解に時間がかかってしまっているという問題があります。それらの情報を可視化し興味を引くようなデザインのサイトでわかりやすく表示しようということになりました。
お前は何したのか
僕が主にお手伝いしたのは、議事録のデータを集めやサイトの一部コーディングです。
まとめ
初めてハッカソンというイベントに参加しました。いつもは1人で部屋で開発をしている僕ですが常にメンバーが見え、オンライン参加でも通話越しに作業するというとても一体感があり濃い開発ができたと思います。
反省点としては僕の圧倒的技術力不足と僕の役割の分配のミスです。
圧倒的に技術力が周りに追いついていなかったというのは本当にメンバーに迷惑をかけてしまったなぁと本当に反省しています。
また途中で役割を僕が振る場面がありましたが、技術力のあるメンバーに役割を配分してしまい後ろに大きな影響を与えてしまったということ、本当にミスだなと思っています。
10時間もあるようにみえて10時間しかないそんな印象を持ちました。
シビックテックというものに対しては意識せずに今まで自由気ままに開発してきました。
しかしこのような形で場所が設けられ、またデータの利用が自由であればこんなにもいろいろなサービスを作ることができるということがわかりました。
また、オープンデータというものについて職員の方がどう受け止めているのか聞くと、「データの作成に時間がかかったり、利用されるかもわからないものを作るのは不安だ」との声がありました。
しかしこのような形でサイトを自由に使っていいという許可があるとなんでもできる、なんでも作れる、ということが証明されたと思います。
ぜひ今後はオープンデータというものを検討するのと共に、サイトを自由に使ってもいいというような許可の表示をつけていくことも検討して欲しいなと思いました。
